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新着情報
2021年04月05日
『国民を守れない日本の法律』(扶桑社BOOKS新書)2020年

田上嘉一 (著) 

 

1,078円

扶桑社 (2020/11/1)

発売日 : 2020/11/1

 

つるの剛士氏推薦!!

「感染症、自然災害、外国船の領海侵入…。

未曾有を未曾有にしないために日本の法律のこともっと知りたい!」

 

「緊急事態が起こってから法律をつくる」では遅すぎる!

テレビ、ラジオ、ネットメディアで活躍中の、弁護士で予備自衛官でもある著者が、緊急事態における日本の法制度の問題点について、分かりやすく解説!

 

◎コロナ対策で法律の根拠なき自粛要請を繰り返した日本

◎日本の災害法制はシン・ゴジラに対抗できるか

◎北朝鮮のミサイル攻撃に対する「敵基地攻撃能力」は憲法に違反しない

◎マンガ『空母いぶき』が描く尖閣諸島への中国人上陸に日本は対応できない

◎有事の際でも警察と同じポジティブ・リストに縛られる自衛隊

◎特措法ばかりで基本法なし、ツギハギだらけの緊急事態法制……他

 

 

【目次】

第1章 なぜ日本の新型コロナウイルス対策は遅れたのか

第2章 映画『シン・ゴジラ』に学ぶ災害への対応

第3章 自衛隊とシビリアン・コントロール

第4章 日本は敵基地攻撃能力を持つことができるか

第5章『空母いぶき』の尖閣諸島中国人上陸事件を防げるのか

第6章 緊急事態条項を持たない日本国憲法

 

内容(「BOOK」データベースより)

感染症、自然災害、外国船の領海侵入…。未曾有を未曾有にしないために日本の法律のこともっと知りたい! –このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。

著者について

田上嘉一(たがみよしかず)

弁護士・予備自衛官。1978(昭和53)年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学法学部、同大学院法学研究科卒(法学修士)、ロンドン大学クィーン・メアリー校修士課程修了(法学修士)。アンダーソン・毛利・友常法律事務所にて、企業のM&Aやファイナンス、危機管理などに携わり、外資系投資銀行やIT企業にて企業法務に従事した経験を持つ。現在は弁護士ドットコム株式会社取締役。陸上自衛隊三等陸佐(予備自衛官)でもあり、毎年の訓練に参加しつつ、防衛法学会、戦略法研究会に所属し、安全保障法制、国際法の研究を行っている。TOKYO MX「モーニングCROSS」などテレビ・ラジオ番組やYahoo!ニュース、東洋経済オンラインなどのインターネットメディアにて、国際政治や安全保障について法律の観点から幅広く発信している。 –このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。

 

【感想】

感染症については、本書の出版後、インフルエンザ特別措置法の改正があります。この本の著者が知らないのは、廃止された旧法(伝染病予防法、らい予防法、結核予防法、優生保護法など)、予防接種禍、薬害などの、過去の医事法の人権侵害の歴史(裁判所でも、著名な判例として残っている)である。

 

自然災害については、災害ごとの特別法が多いので、法律を整理すべき。

 

外国船の領海侵入、ミサイル発射…。

この本の著者の眼目は、憲法9条を改正して、国防に備えよということでしょう。現在までに、有事法制が整備されている中で、それ以上に憲法改正をする実益がどこにあるのかは、この本からは不明確です。

 

ましてや、憲法9条とは何ら関係のない、感染症、自然災害を持ち出しても、全く無意味でしょう。

 

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